鎌倉の社寺

「武家による信仰の地」、
そして「武家による文化・思想の源泉地」

 12世紀末、鎌倉に日本史上初めての武士政権が樹立されると、 武家の守護神・守護仏として社寺が多く建造されました。 これらの社寺は、その後700年続くことになる武家政権から重要視され続け、 鎌倉は武家による信仰の地として機能していました。

 また、鎌倉は武家による文化醸成の地としての役割も果たし、 国交が再開した中国(当時は宋)から伝来した多く文化は 鎌倉武士に受け入れられていきました。 その中で特に重要視されたのが、禅です。 禅の思想は武士の規範とも融合し、 近代に広く世界に知られることになる「武士道」の源流となりました。

 鎌倉の社寺からは、武家から信仰を集めた歴史と、 世界にも影響を与えることになる武家の文化や思想を知ることが出来ます。

図

詳細ページはこちらをクリック!

◀前ページ「戦国日本の城郭遺跡群」に戻る
次ページ「北海道アイヌの文化的景観」に進む▶

ホームに戻る